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#43. Russian
Russian (ロシア人)jokeで何といっても味があるのは
アネクドート(anecdote)と呼ばれる 旧ソ連体制下での政治風刺ジョークです。
言論の自由が抑圧されていた共産主義国家で、人々は体制への不満を、
こうやってコッソリ批判する形で憂さ晴らしをしていたわけです。

#43-1〜1011〜2021〜3031〜4041〜50・51〜60

43-51 Newspaper or Television?
Q: In Russia, which is more useful, a newspaper or a television? 
A: A newspapers, of course. You cannot wrap herring with a TV.

 新聞とテレビ
Q:ロシアでは新聞とテレビとどちらが役に立つか?
A:もちろん新聞だ。テレビでは鰊を包むことが出来ないからだ。


43-52 Ballpoint pen and pencil
 W
hen NASA first started sending up astronauts, they quickly discovered that ballpoint pens would not work in zero gravity.
To combat the problem, NASA scientists spent a decade and $12 billion to develop a pen that writes in zero gravity, upside down, underwater, on almost any surface, and at temperatures ranging from below freezing to 300 degrees Celsius.
Russian astronauts used pencils and they had no problem.

 ボールペンと鉛筆
 アメリカ航空宇宙局(NASA)は、宇宙飛行士を最初に宇宙に送り込んだとき、無重力状態ではボールペンが書けないことを発見した。
NASAの科学者達はこの問題に立ち向かうべく、莫大な時間と予算をかけて研究を重ね、氷点下から摂氏300度までのあらゆる温度帯で、無重力でも上下逆にしても水の中でもどんな表面にでも書けるボールペンを開発した。
一方ロシア宇宙飛行士達は鉛筆を使ったが、特に問題はなかった。


43-53 Hammer thrower
 I
n the Olympics, a Soviet hammer thrower set a new world record.
"How did you manage to hurl that hammer so far?" reporters asked him.
"If it were together with a sickle, I could throw it twice as far."

 ハンマー投げ選手
 オリンピック大会でソビエトのハンマー投げ選手が、世界記録を更新した。
「どうしてハンマーを、そんなに遠くまで飛ばせるのですか?」と新聞記者が彼に質問すると、「ハンマーと鎌を同時に投げれば、この二倍位の距離を飛ばすことが出来るんだがなぁ」とソビエトの選手は答えた。

ソビエトの国旗は「鎌とハンマー」です。
鎌とハンマーだったらもっと遠くに飛ばせるというのは、こんな国家は捨ててしまいたい、ということです。


43-54 Breathalyzer test
 A
man in Moscow is driving with his wife and a small child.
A cop pulls them over and makes the man take a breathalyzer test.
"See," the cop says, "you are drunk."
The man protests that the breathalyzer must be broken and asks the cop to test his wife.
She also registers as drunk.
Exasperated, the man asks the cop to test his child.
When the child registers drunk as well, the cop shrugs, says, "Yes, perhaps it is broken," and sends them on their way.
Out of earshot the man tells his wife, "See, I told you it wouldn't hurt to give the kid five grams of vodka."

 酒気帯びテスト
 モスクワで一人の男が妻と小さな子供を乗せて車を運転していた時、警官に停車を命じられ、酒気帯びテストを行わされた。
「ほら、酔っ払っているじゃないか」と警官が結果を見せると、男は「それは機械がおかしいからじゃないかな?
妻をテストしてみてくださいよ」と抗議した。
ところが妻の呼気も同じく酒気帯びと判定された。
カンカンに怒った男は警官に子供の息も調べてみろと言った。
子供の呼気も酒気帯びと判定されたので、警官は肩をすくめて「そうだな、この機械がおかしいのかもな」と、その一家を放免した。
警官に聞こえない距離まで遠ざかった時、男は妻に「な、5歳の子供に5gのウオッカを与えたって害はないって、言っただろう?」とつぶやいた。

つまりこの一家は全員酒気帯びだったのですが、まさか子供まで飲んでいるとは思わない警官は、
酒気帯び測定器が壊れていると思ってしまった、ということです。


43-55 The Spy Who Just Wanted to Surrender
 P
utin tells an old anekdot from Soviet times about bureaucratic unpredictability and the whims of Russian officialdom:

A spy goes to Lubyanka (headquarters of the Soviet secret police in Moscow) and says:
- I'm a spy, I want to turn myself in.
- Who do you work for?
- America.
- OK, go to room 5.

He goes to room 5 and says:
- I'm an American spy. I want to turn myself in.
- Are you armed?
- Yes, I'm armed.
- Go to room 7, please.

He goes to room 7 and says:
- I am an American spy, I'm armed, I want to turn myself in.
- Go to room 10.

He goes to room 10 and says:
- I'm a spy, I want to turn myself in!
- Do you have any communication with the Americans?
- Yes.
- Go to room 20.

He goes to room 20 and says:
- I'm a spy, I'm armed, I'm in communication with America and I want to turn myself in.
- Have you been sent on a mission?
- Yes.
- Well, get out and go do it! Stop bothering people while they're working!

 自首したかったスパイ
 プーチンがお役所仕事のいい加減さと、ロシア官僚の気まぐれぶりをソビエト時代のアネクドート(滑稽な政治小話)という形で披露した。

ソビエト秘密警察本部であるルビヤンカに一人のスパイがやって来た。
「私はスパイです。自首してきました」
「どこのスパイだ?」
「アメリカです」
「5号室へ行け」

彼は5号室に行きこう告げた。
「私はアメリカのスパイです。自首してきました」
「お前、武器を持っているか?」
「はい、持っています」
「じゃ、7号室へ行け」

彼は7号室に行きこう告げた。
「私はアメリカのスパイで、武器を所持しています。自首してきました」
「じゃ、10号室へ行け」

彼は10号室に行きこう告げた。
「私はスパイで、自首したいんです」
「お前はアメリカ人と何かコンタクトを取ったか?」
「はい」
「じゃ、20号室へ行け」

彼は20号室に行きこう告げた。
「私はスパイで、武器を所持しています。アメリカ人とコンタクトを取っていました。自首したいんです」
「お前は何か使命を帯びて活動しているのか?」
「はい」
「じゃ、ここから出て、その活動を続けろ。みんな忙しいんだから、つまらんことで俺達を煩わせるんじゃないぞ!」


#43-1〜1011〜2021〜3031〜4041〜50・51〜60
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