●胡蝶蘭(ファレノプシス) 栽培育成の要点
■胡蝶蘭の原産地

胡蝶蘭(ファレノプシス)東南アジアの熱帯、亜熱帯地方 高温多湿を好む
最近では、近縁属との属間交配による優良品種も多く栽培
高温生/単茎性/着生ラン
生息適温15℃〜25℃

 

■胡蝶蘭栽培育成の要点

○一枚一枚の葉を大切に育てる → 葉を4枚(左右2枚づつ)以上
○直射日光に弱いので、年間通じ30〜70%の遮光(葉焼け注意)
○冬でも最低10〜13℃以上の温度で育て、風通しに気を付ける
○冬季は、温度の他に空中湿度を高くし、水やりは控える
○肥料は、薄い液肥を成長期だけ施す
 推奨希釈倍率の1.5倍〜2倍薄めて使用(薄い肥料を回数多く)

 

 

●胡蝶蘭(ファレノプシス)の栽培育成カレンダー

胡蝶蘭(ファレノプシス)栽培、育成カレンダー

■花後の管理

○作業 :花茎の根元から切りとる  2、3度咲かせると株を小さくする
     寄せ植えは一株ずつに植え替える 素焼き鉢に水苔で柔らかめに植える

 

■春(3〜5月)の管理


○置き場:カーテン越しの日によく当てる
○湿度 :乾燥注意 日中シリンジで保湿
○水やり:週1〜2回
○施肥 :薄め液肥(2000倍)を月1〜2回
○作業 :花は早めに切り、切花を楽しむ
○植替後:2週間は水やり不要。シリンジで葉面より水分吸収

 

■梅雨(6〜7月)の管理


○置き場:雨に当てない 風通し良く(害虫予防にもなる)
○水やり:充分に与える 植込材が完全に乾く前に与える
○施肥 :葉の育成のため窒素の多い液肥を充分に与える
○作業 :ナメクジ、カイガラムシ、軟腐病、黒斑病予防

 

■夏(7〜8月)の管理


○置き場:梅雨明けから日差し強くなるので60〜70%遮光
○水やり:1〜2日に1回位
○施肥 :週1回チッソ多い液肥(1000〜2000倍)を与える

 

■秋(9〜11月)の管理


○置き場:10月には屋内に取り込む 30%遮光、よく日に当てる
○水やり:湿度低下と共に回数減らす

 

■冬(12〜2月)の管理


○置き場:真冬の最低温度は10℃以上必要 できれば最低13〜15℃を保つ
    :カーテン越しの日によく当てる 風通しに配慮
○水やり:いっそう控えめにする 日中の温度の高い時間に微温水
○湿度 :午前中シリンジ葉水を与え保湿 つぼみが出てきたら特に保湿
○作業 :支柱は早めに立て、延びるに従いクイックタイ等で止める

 

■開花中


○置き場:屋内のどこでも差支えないが、極端に冷たい風も暖房温風もダメ
○水やり:7〜10日に1回 暖かい日の午前中に水苔が軽く湿る程度
○肥料 :一切与えない

 

■温度と開花時期


最低15℃で冬越し → 1〜2月頃に開花
最低10℃で冬越し → 3〜4月頃に開花
最低 7℃ で冬越し → 5〜6月頃に開花